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メキシコの片田舎に暮らして、丸10年・・・
畑へ散歩三昧の夏休み
2019年09月09日 (月) | 編集 |
メキシコは夏休みが明けて2週間が過ぎました。


夏休み直前の数日間、充実の日々を過ごしたので、


夏休みに入ってからは例年以上にどこへ行くでもなく、ほぼ村の中だけで過ごした1ヶ月半。


夏休み何してた?と聞かれたら、毎日、日本語の勉強、そして、畑への散歩。
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馬で行ったり、


自転車だったり。
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休みに入ると、子供たちが出歩かなくなるせいで、グッと売上が減るので、


思い切って、夏休み中、私もパーティ料理以外の玄関先のお店はお休み。


子供たちは午前中は勉強、午後はゲームやYOUTUBE、合間に少しお手伝いをして、


週に3、4回は庭で焼きトウモロコシを食べて、夕方は必ず散歩。


何年か前、日本からメキシコへ越してきたばかりの友達と、


その息子くんたちが遊びに来てくれた時、


家の前の、村の中央公園と呼ばれる場所でブラブラしていたら、


友達が、「ここだけじゃないよね??」って言った一言が今も忘れられない。


前後の言葉なく、その一言。よっぽど驚いたんだろうなと思うけど、


田舎だ、田舎だと言っても、それなりにお店や公共施設なりがあるものだけど、


本当に本当に、村には畑以外に、どこにも行く場所も遊ぶところもなく、


数軒の小さな雑貨屋があるのみ。


ゆっくり休んで、じっくり歩いて、本当によくここで10年も住んだね、、としみじみ思う日々でした。


こんな大きな車が来ることが一大イベントだったりする日々。
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カメラの中は、馬に3人乗ってみた、写真や、
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お弁当の写真程度。
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でも、学校が始まると、こんなことも全然しなくなるので、良かったかな。
中学校の卒業式
2019年08月25日 (日) | 編集 |
父が帰国してすぐに、長男の中学校の卒業式がありました。


中学校の卒業式は、小学校の卒業式と違い、華やかさもなく、


かといって、日本の卒業式のような厳かさもなく、


卒業証書が一人一人に手渡されるでも、生徒からのお別れの言葉があるわけでもなく、


校長と学年主任の先生がお話しして終わりの、普段の朝礼の延長のような内容。
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国旗の引き継ぎだけは、どこへ行ってもやる儀式。


クラス写真でさえも、A4サイズの紙に印刷されたものが入り口に貼ってあったのを、


カメラに収めて終わり。購入制度もありません。


その前の週が、いろんな意味で気を使いまくったので全身が痛くて、


さらに久々に長男も長女も私も胃腸風邪にかかり、寝込んだ週の卒業式。


体調が最悪の中でしたが、せっかくの式なので、頑張って出かけました。


3年間も弁当を作り続けた実感はなく、もう終わり?って感じです。


学校行事がほとんどないので見知ることもなく、本人がたくさん話すタイプでもないので、


どんな中学生活だったのかは、想像するのみ、ですが、特に問題もなく、


ふつーに、穏やかに、3年間通い続けた感じです。
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さて、これからは、人生の岐路になる時期かな。


小中学生の勉強と違って、高校からの勉強は深みも違ってきますね。


自分探しの時期。うまくサポートしながら、良い方向へ進んで行けるといいな、と思います。
プエブラでお寿司、メキシコシティでプロレス
2019年08月21日 (水) | 編集 |
プエブラで、日本食のレストランに行ったこと、今まであったかなぁ。


外食する機会もないし、もともと日本食レストランの数が少ないのもあるし、


あっても、やたら高いのにビミョーな味のが出てくるなら(想像)、


メキシコの食材を使ったなんちゃって日本食でも、家で自分で作ったほうが、


よっぽど自分の口に合う味にできるから、行く気にならなかったというのが理由。


でも、父がメキシコに滞在中、家に宿泊するのは一泊だけなので、


途中、せめて一度は日本食を外で食べたいなぁと思い、探していたら、


出来たばかりのモールに、「ほたる」というお寿司屋さんを発見。


ネットで口コミを読むと、評価も高いし、ちゃんした日本食っぽいイメージ。


ロール寿司にクリームチーズが必ずといっていいほど入っている、 メキシコ寿司ではなさそうな。


星の評価が低いコメントを読んでも、美味しいけど量が少なすぎる、小さすぎる、その割に高すぎる、


というコメントが多くて、あー、メキシコの感覚で日本の食事を見たらそう感じるだろうな、


本物の日本食っぽい感じかも!と直感。


行ってみたら、日本語メニューもあるし、寿司ネタも20〜30種類。
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見た目の通り小ぶりな、普通の美味しいお寿司。ホッとした。


天ぷらや、ブリの照り焼きなんかもあって、そちらは少し甘みが強めな味付けだったけど、


でも、プエブラで食べているとは思えない美味しさ。


店員さんは、もちろんメキシコ人ばかりだし、入り口に立っていた案内の女性に聞いても、


オーナーは、うーん、たぶんメキシコ人だと思う、、との答え。


普段使いは出来ない値段だけど、誰か来てくれたら、また行きたいお店。
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父の滞在中、数日で一年分くらいの楽しい体験をして、子供たちも私も大満足。


楽しませてもらったので、最後は父の希望のプロレスへ。
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1回目にメキシコへ来たときから、メキシコのプロレスが見たい、と言っていた希望が叶いました。
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アメリカで、WWFのプロレスを見て以来だなー。メキシコでは初プロレス観戦。


野次を飛ばしまくりのメキシコ人に混じって、ブーイングやら、歓声やら、


隣に座った長女と一緒に声を張り上げて、楽しみましたー。


本当に充実の数日間。いい思い出が沢山。美味しいものもたくさん食べた幸せな数日。
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大変な思いをして来てくれた父に、ありがとう。
自慢のアフリカンサファリ
2019年08月19日 (月) | 編集 |
数日プエブラ市内を観光して、つくづく、


プエブラってなかなか旅行のしがいがある街だなぁと感じながら、


最後に訪れたのは、アフリカンサファリ。


ここがまた、プエブラ州の中では、一度は行く価値ありの場所。


今回の旅で、父に希望を聞いたら、子供たちが楽しんでいるのを見ていたい、


子供たちが好きなところへ行こう!とのこと。


このアフリカンサファリには、今まで何度か行ったけれど、


それでも、また行きたい!と近くを通るたびに子供達が言うところ。


毎日、牛や馬や羊や数々の鳥たちと暮らしていても、やっぱり種類が違うもんね。


メキシコ国内にも動物園は数あれど、オリの中にいる動物を見るのとはまた違って、


動物をもっともっと身近に感じられる、プエブラ自慢の観光地。


最初に出迎えてくれるキリンは、必ず車の側まで寄ってくるし、
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目の前で、砂浴びをし始めるシマウマや、
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真横をマイペースで歩くクマ、
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ようこそーと挨拶しているラクダに、
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猛獣さえもこの距離感。
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トラのコーナーが通れず残念だったので、いなくなってしまったのかと気になって聞いてみたら、


改装中とのこと。そういう案内をしないところが、メキシコだなぁ、、。


ちゃんと世話をしているから大丈夫よ!だって。


徒歩で周るエリアも、いつもいる動物が少なくなっていたり、


サルのコーナーに、ヤギが一緒に入れられていたり、カンガルーが激減していたり、
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特にそれに対して何の案内もなかったけれど、変化の途中なのかも。


それでも、やっぱり十二分に楽しんで、いつも綺麗に整備されて、


ちゃんとお世話されている動物たちに関心。本当におススメの場所です。
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プエブラのアートに触れる旅
2019年08月11日 (日) | 編集 |
部屋で少し休んだ後は、そろそろお腹がすいてくるころ。


お疲れの体には、メキシコのスープものの代表、ポソレ。
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上の妹がメキシコへ来てくれた時も、下の妹の時も、ここへ来たなぁ。


プエブラ州の中でポソレで有名な、マタモロス市の名を掲げたこのお店は、


お土産屋通りのel parianの端っこにあって立地が抜群な上に、ものすごく美味しい。


自分で作れるようになって、すっかり外でポソレをたべなくなったけど、


やっぱり本物をたべると、あぁ、ここまで粒を弾けさせるんだなぁ、


そうすればこのトロミが出るんだ、、と次に活かせるヒントをもらって、


思わずおかわり。小サイズの赤と白、それぞれ一杯ずつ食べて満足ー。


父も少し元気が出たようなので、午前の予定を繰り下げて、


タラベラ焼きのお店へ。


ホテルの備品のタラベラがすごくいい色合いだったので、
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お店を探したらすぐそばに。


日本へのお土産を探しにここへ来ると通り過ぎていたのに、全く気にも止めていなかった。
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ここは、タラベラ焼きのオリジナルDO4には認定されていないけれど、


二階の小部屋に置かれている、ベージュや黒や緑のタラベラがすごく素敵だった。


今回は買わずに見ただけで終わったけれど、また来よう。


さて、その次は、3年前に出来たばかりの、バロック美術館へ。


いったいどんな造りになっているの?と不思議なオブジェのような建物は、


日本人の建築家、伊藤豊雄さんのデザイン。
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博物館HPからお借りしました。


バロック、というとバロック調とか、バロック様式などと表現される、


16世紀の終わりから17世紀初めにヨーロッパで広まった美術や文化の様式のこと。


その頃に、スペイン人が作ったプエブラの街は大いにバロックの影響を受けているから、


ここプエブラにバロック美術館が出来たんだろうな、、と思います(←合ってます?)。


当時、スペインのタイル作りの技術も同時に輸入されて、教会の壁は一面タイル。
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素敵だー。これは美術館とは関係なく街並みの写真です。


夕方から見始めたので、広大な美術館の全部を見切ることはできず、、。
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遊びながら学ぶ長男。


7つも常設展の展示室があって、さらに臨時展もあり、順路通りに回ると、


最後の方でやっと、プエブラの街並みに影響した展示があり、ここがもっと見たかったー。
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昔の地図とか、こういうの大好き。


でも閉館時になってしまったので、仕方なく中庭で記念に一枚撮って退館。
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プエブラのアートに触れた、充実の観光でした。