FC2ブログ
メキシコの片田舎に暮らして、丸9年・・・
死者の日の喧騒後、3日休業して復活
2018年11月07日 (水) | 編集 |
日本のハロウィンのようなバカ騒ぎはありません。(バカ騒ぎは渋谷だけ?)


ハロウィン時期のメキシコは、


ハロウィンの起源と同じく、死者の魂が現世に戻って来ると考える「死者の日」として、


日本でいうお盆と同じようなゆっくり休暇の時期。


だけど、私にとっては、パンと戦う日々。


この時期だけのパンはこちら→死者の日のパン


普段は、のんびり、自分のペースで玄関先にお店を開けていますが、


10月中旬から11月に入って数日は、まさに忙殺。
2018110702411664b.jpeg
気がついたら祭壇も片付けられ、残ったものがまとめられていたので一枚。


パンのために寝て、パンのために起き、パンのために食事をする日々。


わかっています。無茶なのは、


家庭用オーブンに、ホームベーカリーで、50個、100個の注文に応えようとしているから。


昨日までで、949個販売。


家族親戚に配った分も合わせると、1000個以上は焼きました。


小さいサイズでも、大人の手に乗せてちょうど掴めるくらいのサイズ。


家のオーブンでは、最大で18個しか焼けません。


大きいサイズなら8個しか入らない。無理すぎる。


今年、最初に注文を受けたのは、ふもとの町に住むパパのイトコ。


去年とほぼ同じく、大を40個、小を40個。


それでも、80個かぁ、焼けるかなぁ、、と不安になりながらお金を受け取り、


スケジュール組み開始。


その後は、義姉が職場の同僚から頼まれてくる注文が相次ぎ、


「小100個頼みたいんだけど、、」と言われた時は、


「もしかしたら無理かもしれない」と念のため伝えました。


「二日に分けて焼けばいいじゃなーい」と、トルティーヤを焼く人は簡単に言うけれど、


でもね。。。パンって一次発酵、二次発酵、丸めるにも力がいるし、


生地ができていればすぐに焼けるものじゃないので、


本当に手間と時間がかかるんです。


100個注文のお客さんは、死者の日の1週間前に受け取りだったので、
20181107024056c9f.jpeg
なんとか出来上がり。


でも、受け渡しの時に、「死者の日前日に、あともう100個頼みたいんだけど」と言われた時は、


「いや、それはム・・むり・・・です」と断りました。


たぶんパン屋と間違ってる。ここ普通の家なので。


でも、100個の2日後にあと50個ならと約束し、「手がもつかどうか・・」


とことわりを入れながら、結局作りあげました。


その後も、死者の日前日の大型注文は、結局いくつか断り、


前日、当日になって、急に明日10個とか、コマゴマしたものだけ受けました。


途中、午後から翌日の午前中まで停電した日があって、


頭に巻く懐中電灯をつけてパンを焼いたり、


急に、ハロウィンの夕方、入園前の赤ちゃんとお母さんたちがお菓子をもらいに来て、パンを焦がしたり
20181107024102557.jpeg



追加50個注文を受け渡す日に、チキンカツを1kg分作ってほしいと、義弟に頼まれてどっと疲れたり、


最後の注文分を焼き上げた時は、脱力。


歯磨きをする手も重くて上げられないくらい、腕がおかしくなりました。


でも、焼いた分だけ上手になる気はする。
201811070241132fa.jpeg
死者の日が終わって、「まだある〜?」と来るお客さんのために、ゆっくり焼いた分。


フワフワで、ホント美味しかった。


今年も、お墓は花でいっぱい。
201811070241130ee.jpeg


死者の日の翌日にお墓へ行ったので誰もいなくて、キックベース。
20181107024114b45.jpeg


喧騒の日々は、終わりました。
20181107024116256.jpeg

独立記念日2017
2017年09月20日 (水) | 編集 |
9月16日は、メキシコの独立記念日。


前夜からお祝いです。
IMG_5089.jpg


長女と次女は村の小学生なので、メキシコの伝統ダンスを披露。
IMG_5083.jpg
といっても、7月の卒業式で踊ったダンスなので、練習期間も1週間。


長男は、村の中学校に通っていないので、独立記念日のイベントには参加せず、観覧。
IMG_5084.jpg



毎年書くけれど、メキシコ全土でこうやって独立記念日を祝うのって、


素晴らしいことだなぁと思う。


独立の英雄を讃え、その歴史を学び、「メキシコ万歳ー!」と叫ぶ。


根っこがしっかりしているメキシコ人の強さは、ここから来るのかと思う。


翌日は、村中を行進。
IMG_5098.jpg


大人から、幼稚園児まで、旗持って、太鼓持って、並んで歩きます。
IMG_5102.jpg


可愛い。
IMG_5101.jpg


最後は、見ていただけの私も食事をいただきます~。
IMG_5103.jpg
ありがたや。
結局のところ、祭り料理に飽き飽きなんだと思う
2017年07月11日 (火) | 編集 |
少し前の記事に書いた、今年のお祭りの話に戻ります。


2年前に初めて、村のお祭りの日に、


教会の神父さんが食べる食事を担当させてもらい、


今年が2度目。


今まで聞いていた話では、


神父さんは、お肉を食べないし、好き嫌いがものすごく激しい人とのこと。


「一口だけでも・・・」と、誰かの家へ無理から行ったとしても、


「どれどれ」・・・パクッ・・・


「うん、おいしいね(作り笑顔)。でもいらない。ありがと。」


と言って帰ってしまう、と聞いていたので、


パパは、あーでもない、こーでもないと、凝ったメニューにしようと頭を抱えるけれど、


あんまり深く考えても仕方がないから、


今年も、自分が普通に作れる和食が基本で、メニュー組み。


食事が終わって、前々記事に書いた私が質問したかったことも、十分にお話した後、


パパが、さらに、一度聞いてみたかったことがあるんですが・・・と神父さんに。


夫婦そろって、質問攻め。


で、パパの質問は、


「お肉は、召し上がらないんですか?」ってこと。


その回答は・・・


なんと・・・


「わたし、お肉大好きですよ!」


「えーーーー!?まじっすか?」


吉本なみに、ずっこけそうになりました。


「サーロイン・ステーキとか、どうですか?」


「いいね~。大好物!


先日は、あるお宅で、子羊の丸焼きがでてきてね。


うまかったね~。」


「うそぉ・・・」


「でもね、Carnitas(カルニータス:豚の揚げ煮)もBarbacoa(バルバコア:羊かヤギの蒸し焼き)も、


Mole(モレ:鶏肉にチョコレートソース)も、Mixiote(ミシオテ:肉の包焼き)も、


その辺の料理は、もう食べたくない。」


と始まった、肉談義。そのお話を聞いて、納得。


とにかく、お祭りの料理と言えば、↑の料理が定番で、


私の知る限り99%、その4種類からしか出てこないな、この辺では。


だから、冠婚葬祭、毎週のように、あちこちの祭りやパーティでミサを執り行って、


その後の食事会に招待される神父さんは、


もう、いやってほど、同じメニューを食べ飽きているんだと、


よくよく理解できました。


年に一度のお祭りの日だけ、贅沢にお肉が食べられた昔々とは違うから、


食べ飽きているのは、神父さんだけでなく、


パーティをよくやるお宅も同様。


今週末はなんと、あるお宅から、誕生日会のメニューにと、


バッファローウィングと、


ポークリブBBQ、


そして、煎りごまドレッシングのサラダをご注文をいただき、


久しぶりすぎて、そんなオーブン料理、いきなり作れるか?


と多少の不安もありますが、


まぁ、なんとかなるでしょう。


ちょうど、プエブラ市内へ出る予定の週の前に注文もらってよかった。


ソースは、Costcoで購入。
IMG_4736[1]

どこへ行っても好きな料理をさせてもらえて、幸せです。
教会のミサでガンジーの話が出たので
2017年07月05日 (水) | 編集 |
村の祭りの日、教会での一通りの行事が終わった後に、


神父さんが、ウチへ食事に来ることが決まった時、


「あれ、絶対聞こう!」と思っていたことがあった。


さかのぼること2カ月前。


年に一度だけ、私が教会のミサに出席する日。


それは、ふもとの町のお祭りの日で、


ここの村の教会から、ふもとの町の教会まで歩きながら、キリストの肖像を運んでいく儀式の後のミサ。


もう何度もこのブログには、書いたけれど、


この、ふもとの町のお祭りが、メキシコ生活の区切りの行事でもあるので、


あぁ、また1年過ぎたかぁとしみじみする時でもあり、また無事に過ごせたことを感謝する行事でもあり、


キリスト教信者でもないけれど、この行事にだけは参加する。


そのミサで、神父さんが話す内容は、毎年、


どんなことを話すんだろうと一生懸命聞き取ろうとしてるんだけど、


今年は、なんと、マハトマ・ガンジーの名前が飛び出したので、


さらに一生懸命に耳を傾けた。


「マハトマ・ガンジーは、『イエス・キリストは大好きだけれど、クリスチャンは好きになれない』と言った。」


と聞き取った時は、思わず、膝をポンと叩きそうなくらい、


「ガンジー!いいこと言った!!」と思った(呼び捨て、スミマセン)。


ただ、それに続く理由の部分が、しっかりと聞き取れずに、ミサは終ってしまった。


なんで、ガンジーは、そう言ったんだろう・・・横にいたパパに聞いても、スッキリしない答え。


いつか神父さんに聞きたい、と心に仕舞っていたら、


そのチャンスは、2か月後にやってきた。


前記事の通り、食事をお出しして、神父さんも同席の方々もたくさんお代わりしてくれて、


あぁ、今年も喜んでもらえてよかったなぁと満足に浸ったところで、


「神父さん、お聞きしたかったことがあるんですが・・・」と切り出し、


ふもとの町でのミサのことを聞いてみた。


「あのときは、なんの話をしたっけねぇ・・・」と覚えてらっしゃらない様子だったので、


私が、まだスペイン語が全てきちんと聞き取れないので、と一から説明し、


「どうして、ガンジーはクリスチャンがキライなんですか?」と、肝心な質問を。


「それは、信心深さと、言動・行動が伴っていないからです。」


だよね。


「毎日お祈りしたり、毎週のようにミサに行ったり、日々その教えを学んでいるはずなのに、言っていることや、やっていることが、その教えにあまりにも反しているからだ」と。


ですよね。


「わたしも、同感です。」


「私もクリスチャンがキライです。」


サラッと口から、出てきていました。


相手、神父さん・・・。と思ったのは、随分あとになってから。


「祖母は、晩年、キリスト教信者だったし、私も、大学がミッション系だったので、


キリスト教学の授業が必須で、基本は勉強したことがあるけれど、


それでも・・・。いや、だからこそ・・・。」


みなまで言うな。と制された気がしたので、そこで話は終わり、


後で、その状況を考えなおしてみると、神父さんだけでなく、


周り、みなクリスチャン。


私もよく言ったよね・・・と思ったけれど、反省も後悔もない。


あくまで私の周りの人たちだけのことだけれど、


メキシコ人は、キリスト教を人生の逃げ道にしていないか?と思う。


じゃあ、あなたはどれだけ完璧な人間なんですかと聞かれれば、


いや、自分のことは、全く棚に上げて・・・なのだけど、


悪いことをしたら、許しを乞えば許されて、反省も、改善もなく、


また、その繰り返し。おかしないか?と思うのです。


まぁ、私がここで熱くなったところで、どうしようもないので、この辺で終わりにしますが、


「約束は守ろうよ」と。


神父さんには、キリスト教をもっと学んでみませんかと、勧められましたが、やんわりお断りしました。
今年の村のお祭りは・・・
2017年07月04日 (火) | 編集 |
随分と、放置してしまいました。


前記事は、5月の上旬。


5月の下旬から今まで、怒涛の1ヶ月半。


5月と言えば、村のお祭り。
IMG_4473a.jpg
今年の教会の花は、可愛いかった!大好きな色合いです。


年に一度の、村の一大イベント。


この日のために冷蔵庫で冷やして置いておいた、
IMG_4468a.jpg
日本食材店で買ったラムネ1本を、3人で回し飲み。1本40ペソもするんだもん。


そして、私は、2年ぶりに、また、教会の神父さんのお食事を担当することになり・・・。


さらに、ご招待のお客様は、8割がたがパパのお客さんなので、


体調が良かったり、すぐれなかったりの義母に代わり、


サルサや副菜、飲み物(ハマイカ水)、デザートの準備、


体一個じゃ足りません!と思うほどの、激務をこなしました。


神父さんと、その付き添いの方々には、


前菜に、ひとくちコロッケ、煎り胡麻ドレッシングのサラダ、ズッキーニとマッシュルームのソテー、


メインは、白身魚のフライに、野菜の南蛮ソース添え、そして白米、味噌汁。


デザートは、ソフトクリーム。


そうそう、このデザート。
IMG_4472a.jpg
ひしゃげてしまったので、次女が食べた失敗作。


最近、玄関先のお店で導入した。ソフトクリーム機を使っての一品なんだけど、


パパのお客さんへのデザートも、ソフトクリームを出したので、


これが忙しさの一番の理由。


はい7個!、次5個!、あと2つ追加で!と、子供たちも一緒になって走り回り、


足パンパン。


でも、「パーティーのお手伝いしたの、初めて~!」と長女は楽しそうでした。


そして、意外だったことは、サラダ。


大家族の超お気に入りのドレッシング、煎り胡麻ドレッシングを、


今年はパーティでも出したいとのことで、


こちらも、神父さんと他のお客さんとの共通メニュー。


メキシコでは、生の野菜を食べる時は、塩とライムが基本。


日本のように、冷蔵庫に常に何種類かのドレッシングが常備してある、


なんてことは、ほぼ無いから、どんな反応するかなぁと興味深々。


なんと!あんなにすごい肉食の人たちが、サラダをもりもり食べ、おかわりまでして、


さらに、「ドレッシングを持ち帰りしたい!」と言う人も何人かいたので準備し、


「明日、どっかの畑のレタス盗りにいくぞー」と宣言する人まで出て、


タライにてんこ盛りだったレタスは、スッカラカンになり、


ドレッシングは何度か作り足しをして、家の醤油をきらしてしまうほどの人気でした。
IMG_4466.jpg
ミキサーの中に、醤油を足したら、スマイル発見。


作る方としては、おいしい、おいしいと食べてくれる人がいるのが、一番の喜び。


体の疲れは残っても、気持ちは元気になる一日でした。


神父さんともお話をして、今考えると超失礼発言もしましたが、いい機会だったなぁ。


その話は、また次回。