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HIROKO

Author:HIROKO
メキシコはプエブラ州の片田舎で3人の子供たちとメキシコ人の旦那やその家族と暮らしています。田舎ならではの暮らしぶりや子供達の成長を綴ります。

登場人物:3人の子供達=長男(12歳)、長女(9歳)、次女(7歳)、旦那=パパ、・・・と、その他大勢

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生と死を直に学ぶ

動物と暮らしていると、卵が孵ったり子どもが生まれたり、新しい命と触れ合う機会もたくさんあるけれど、反対に、死に直面することもある。

数日前、双子の子ヤギが生まれた。1匹目は、元気に生まれたけれど、二匹目は生きて生まれたものの、うまく呼吸ができなくて、生後数分で亡くなってしまった。

羊膜に包まれて生まれてくる子ヤギは、その羊膜を人間の手でやぶってあげないとうまく呼吸ができなくて死んでしまう場合がある。今回はそれが一歩遅かったのか、ヤギの生命力が弱かったのか、うまく生きられなかった。ヤギの赤ちゃんが生まれるよ!と子供たちを連れて外に出ていて、遠くから一部始終を眺めていた。子供たちも自然に死に触れることになる。

昨日は、親ヤギが一頭、お腹がパンパンに膨れ、いろいろと処置を試みていたものの死んでしまった。家の中にいた私にリィが逐一、実況中継をしてくれる。

子供たちを見ていると、生き物の死は、生と同様、自然なこととしてとらえているように感じる。残念そうに「死んじゃったね。」と言うものの、死に対する恐怖心みたいなものを感じている様子はない。

自分自身の経験からいうと、物心ついてから私が自分の身近で生き物の死を目にしたのは、15年間飼っていた犬が亡くなってしまったとき。それ以外にない。悲しかったのと同時にすごく怖かったという思い出。

まだまだ先のことかもしれないが、自分がいつか死ぬんだと考えると、人間いつかは皆死ぬんだから、などと思ってみるものの、いったいどんなことになってしまうのか怖くて仕方がない。そして、それよりも先に自分の身近な人が亡くなってしまうかもしれない現実も、怖くてどう受け入れていいのかわからない。

死だけではない。私は自分が子供を出産するとき、喜びよりも恐怖心の方が大きかった。今までに見たことも経験したこともない状況に自分がおかれることが、不安で仕方がなかった。どんなに出産・育児雑誌でイメージトレーニングをしても、全然状況がリアルに感じられない。一人目の出産の際、うまく子宮口が開かず、なかなか進まないお産に、帝王切開という方法をあまりにも早く安易に選んでしまったのも、恐怖心が先だっていたからという理由があったのは否めない。そんな後悔から、二人目は無痛分娩ではあったが自然に出産、三人目は本当の普通分娩をした。


ここでは、人の死も身近なもの。今日本では、人が亡くなるのは病院で、がほとんど。日本も以前はそうだったようだが、ここでは人間も家で亡くなる。人の死でさえ、自然の摂理として受け入れることができる環境がある。

こうやって身近に、生き物の生死に触れることの子供への影響ってどうなんだろう。少なくとも、自分も含めた生き物を、何の理由もなく、人の手で殺めることは不自然なことだと、知らず知らずのうちに理解できる環境にあると思う。

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コメントの投稿

secret

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深いですね。少しズレるかもしれませんが昔ドイツ(だったかな?)の番組で自分の家で赤ちゃんのときから育てた豚を殺して解体し、内臓から血まで無駄にせず保存食にし、一家全員の食料にする工程をやっていて、とてもショックを受けた覚えがあります。子供たちも小さい頃からしっかりとそれを直視して生きてると。生命に対する感謝を教える番組でした。いろいろな意味で勉強させられました。(話それすぎ?笑)
私もやっぱり、自分自身よりも、愛する人が死ぬ時のことが怖くてたまりません。喪失感とか、絶望感とか、そういう悲しみに絶えられるのかと。
「死」ってみんなだれも分からないから「宗教」がたくさんあるんですよね。みなそこに行き着いてる。
HIROKOさんの家は自然がたくさんで本当にいいですね。わたしもそういうところでSEIRAを育てたいなぁ

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うちもその番組と同じですね。ヤギは売る場合もありますが、家で食べる時は、一頭丸ごと、内臓から何から全部いただきます。ただ、さっきまで大切に飼っていたものを殺して食べてしまうということを子供がどう受け止めるのか、は気になるところです。
今共にいる人の死は、耐え難いものでしょうね。絶対、一緒に・・・って思ってしまうと思います。