メキシコの片田舎に暮らして、丸8年・・・
共存というワード 3
2014年01月24日 (金) | 編集 |
Convivir(共存・共生)という言葉。


メキシコの田舎、村社会ではこれが生活の原点と感じられる言葉。


過去記事リンク→「共存というワード 1」「共存というワード 2


今日はその続き。


メキシコで、人と「お住まいはどの辺ですか」などの家の話題になると必ずと言っていいほど聞く表現


「Mi casa es tu casa(ミ・カサ・エス・トゥ・カサ:私の家はあなたの家。)」


「おまえのものはオレのもの」なジャイアン的な精神ではなく、あくまでこちらから差し出す形。


これこそ、Convivir精神の原点かもしれない。


もちろん、日本でいう「お近くにお寄りの節は、お気軽にお立ち寄りください」と同じで、


社交辞令でもあるんだけれど、日本では、特別親しいわけでもないのに、


本当に近くまで来たからと突然訪問することは、今どきほとんどない。


それに、この表現は、いつでも立ち寄ってというレベルではない。


「私の家はあなたの家」でもあるって!そんなことって!?って思うけれど、


メキシコでは自分の家に、他人(親戚なども含め)が住みこんでしまう話をよく聞く。


今住んでいるところでもめ事があって、とか、自分の部屋がないからとか、


いろんな理由ですり寄って来て、


日本人の感覚からすると、次が見つかるまでの長くても1、2週間ちょっとの間かな、


なんて軽く考えていると、


いつまでたっても出て行くそぶりも、部屋を探してる様子もない・・・なんてことになる。


最近、聞いた友達の身に起こった出来事にも、ぶっとんだ。(掲載は了承済です。


友達の家に、家族でもない人が居ることになった経緯は、長くなるので省略するけれど、


「泊まる」のは少しの間かと思い込んでいた奥さんに、


家具屋さんにタンスの注文をしに行く旦那さん。


次の引っ越し先が決まって家具が必要なのかと思いきや、


なんと!部屋に服をしまう場所がないからかわいそうとの理由。


奥さんの方は、他人が家にいるのはイヤだけど、かわいそうだし、


もう話が決まっている時点で相談されて、断りきれずに泊まらせてあげているのに、


旦那さんの方は、タンスまであつらえる!!という温度差。さらに、


「いつまでいるかもわからない」「相手がどう考えているかわからないし」と言い出す始末。


それって「泊まる」じゃなくて最初から「住む」話だったってこと?


あくまで、<僕んちは君んち>なConvivir精神。


私自身も、まだ長男リィが1歳だったころ義兄と一緒に住むことになったことがあって、


仲がいいわけでもない、話もスムーズにできない他人が家にいるという状況が、


どうにもこうにも落ち着かなくて、それ以来、同じようなことがあっても、


断固、首を縦にふらないことにしている。


どこまで行っても、私には他人と共生する精神は身に付きそうにない。


今の家も1つ空き部屋があるので、姪っ子が転がり込んで来そうになったこともあるけれど、


他人が住むことをOKしてしまっても、初めからイヤだと断っても、


結局は自分が嫌な思いをするし、悪者になるのは自分。


だったら最初から断ったほうが得策。


それに、メキシコなら、私が断ったとしてもどこにだって行き先はあるもの。


だって「私の家はあなたの家」なんだから。


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コメント
この記事へのコメント
スペイン語全く知らない私も、そのフレーズだけは知ってます。でも共存精神が元になってるとは全く知りませんでした。他人に居座られるのは私も絶対無理。最初にスパッと断ってしまうのは得策だと思います。メキシコの文化って、北米のものよりも日本人の感覚から遠いものなのかなぁ?その中で生活するのはきっとすごく大変なんでしょうね。
2014/01/24(Fri) 22:42 | URL  | ごろり #-[ 編集]
日本語でも社交辞令ってあるし、来て欲しくない相手でも「またいつでもいらしてください~」なんていうのを聞いててもそんなに違和感はないのに、スペイン語で夫が「またいつでも来てね、es tu casa.」なんて他人に言ってるのを聞くと、社交辞令だってわかってるのに私たぶん横ですごーい顔ひきつってると思います(笑) どうも慣れないですね・・・実際そうだからって誰かがやたらうちに来るようになったとかそんな経験は皆無なんですけど、「わたしの家はわたしの家じゃ!!」としか思えない・・・表現に違和感があるのかなー・・・汗
2014/01/25(Sat) 00:11 | URL  | Mari #-[ 編集]
こんにちは!
賢明です。始めに少しの仏心を見せてしまうと
後にシワ寄せが自分に来てしまいますね。
自分の家ですらリラックス出来なくなるなんてっヤダ!
早くお友達が、その問題から解放されますように。
私は、義家族に対して最初良い人ぶって
後に『やめときゃよかった』と後悔する事よくあるから
HIROKOさんの言葉、胸に刻んでおきます(笑)
ミカサツカサって日本であったテレビ番組←?、あれはスペイン語だったんですね♥︎
2014/01/25(Sat) 03:28 | URL  | HICH. #-[ 編集]
Muy bien!
Vamos a convivir! El alma de Mexico!
Buena suerte!
半分冗談です。すみません。
では。
2014/01/25(Sat) 08:38 | URL  | Señor Japones Mexicano King #-[ 編集]
もう、わかりすぎてわかりすぎて、今すぐHIROKOさんとがっしり握手を交わしたい気分です。笑
困ったときは助け合おう精神なのはわかるけど、頼れるところに頼りっぱなし、援助してもらって当たり前、手伝ってもらって当たり前、だって助け合いなんだもの!と声を大にしてみんな言うかのようにしているけれど、私はそれで痛い目しかみていないし、結局悪く言われるのはいつも私。同じです(--;)
日本の文化をまったくわかってくれず、というか知ろうともわかろうともしてくれないのに、メキシコの文化が絶対、という考えをされるのが私は本当に無理です。。。。
私も私なりにほかの国の文化を受け入れようと努力しているという事実もわかってほしいなと思います、ほんと・・・・。。
はあ、、、、HIROKOさぁ~ん(T0T)と、弱音を吐いてみました。。笑
2014/01/25(Sat) 12:11 | URL  | さゆ吉 #d/CpiV46[ 編集]
Re: タイトルなし
ごろりさん、こんばんは。
あ、このブログの内容は、あくまで私の体験を共存というテーマでまとめただけなので、本当にこのフレーズがそういう精神から派生しているのかどうかは、確かではありません。そんな気がする・・・という程度です~いい加減でスミマセン。でもごろりさんも知ってるんですね!このフレーズ。初めて聞いた時は、え??どうして??ってすごく耳に残ったフレーズでした。そしてそれが、どんどんリアルになってきて・・・。たった5年住んだだけで、まだまだ分かってないことも多いと思いますが、メキシコの文化はアメリカのとはまた違った感じがしますね。
2014/01/25(Sat) 12:45 | URL  | HIROKO #-[ 編集]
Re: タイトルなし
Mariさん、こんばんは。
確かに表現の違いで、まず違和感を感じますよね。社交辞令って分かっていても、さらっとes tu casaって言われると、No! Es mi casa.ってつい言いたくなる時もあるし。で、顔ひきつりますよね。でも、誰かがやたらと来るようになったりしないMariさんちは、旦那さんがそれなりにコントロールしてくれているのかな。だと安心ですね~。
2014/01/25(Sat) 12:54 | URL  | HIROKO #-[ 編集]
Re: こんにちは!
HICH.さん、こんばんは。
結局、こういう文化になじんでないのに、無理して自分をあわせようとしてもダメだっていう部分は、もうある程度わかっているので、最初からNOと言います。いい人でいたいですけどねー。無理して合わせ過ぎて、ストレス貯めると長続きしないですもんね。先の長い暮らしなので、ある程度のワガママは言っておかないと。
ミカサツカサ、そんな番組あったんですねー。勝手に人の家に上がりこんでしまう内容?でしょうか~。
2014/01/25(Sat) 13:00 | URL  | HIROKO #-[ 編集]
Re: タイトルなし
Señor Japones Mexicano Kingさん、こんばんは。
まさにEl alma de Mexicoですね・・・。がんばります。
2014/01/25(Sat) 13:06 | URL  | HIROKO #-[ 編集]
Re: タイトルなし
さゆ吉さん、こんばんは。
ハグ~。がっちり分かりあえましたねー。さゆ吉さん、ブログで読む限りだけど、あんなに一人でメキシカンのご飯とか作ったりホントすごいーっていつも思ってますよー。
いや、ほんと。もっと自分でがんばれよっって、てめえでなんとかしろよって。あ、どんどん口悪くなっちゃいますけど、こういうグチを言える場所って絶対必要ですよね。近くでお友達に話したりもできるだろうけど、メールでもなんでも時には弱音吐きたくなったら、連絡くださいね。お返事に、さらにこちらの愚痴を返してしまうかもしれないけれど・・・。今回友達からもらったメールとそのやり取りで、こんなブログ記事を書く気になってなんだかすっきりしてしまったので、さゆ吉さんもいつでも是非。
でも、もう自分が悪者になるのは仕方ないかなって思えるようになってきました。1対多数で、こっちは一人だし仕方ないですよね。だからいい人ぶるのとか、もうやめよーって思ったら、ずいぶん楽になりました。まぁそれでも、まったく合わせないわけにもいかなからストレスは多々あるんだけど…。
2014/01/25(Sat) 13:22 | URL  | HIROKO #-[ 編集]
Hirokoさん
先日はご無沙汰な私にとっても暖かいメッセージありがとうございました。 とってもうれしかったです!

私は今まさに共存状態です。 義理弟と同居しています。
実際には私が転がりこんだ身なので、立場的にはどうなの?って感じですが。。。。

義弟くんは、メキシコ人にはめずらしく?気を使ってくれているし、息子のこともとても可愛がってくれているので
それほど負担にはならないのですが、「いつ出て行くんだろう?」っとは毎日思ってます(笑)

いざという時、世話になるのは身近にいる旦那さん家族なのだから大切にしないと。っと気分の良いときは思えるのですが、日本人の常識では理解不能な行動をされると、ある程度の距離をもち続けようと思ってしまいますね。
そしてお金の面は、やっぱり出しおしみしてしまいます。。。。

(お金が)ある人が出すのが当たり前。っともらう側が思っているので、こつこつ貯めたお金をたやすく渡す気にはなれません。

幸い?!弟君からお金のリクエストは(私の知る限り)ないのですが、
彼のお金の使い方を間近でみていると、
うちからでていってくれる日が近くないのだけは分かります。

あちらが出ていかないのなら、こちらから!!と
おうち購入を夢にせっせとへそくりためてます!

2014/01/28(Tue) 05:21 | URL  | SABAMAMA #-[ 編集]
Re: タイトルなし
SABAMAMAさん、こんにちは。
そうなんですよね・・・。自分に何かあったら逆の立場になって、まわりが世話してくれるんだと思えば、今はこちらが…って思うんだけど、でもイザっていうとき、急に日本へ帰るからその費用をとか、手術が必要だから援助をっていっても、まわりを見ていると出せるのって限られているだろうし、とかすごく計算してしまいます。やっぱりもらう側は、あるんだから出してもらって当たり前って思ってますよね。はっきりそうと聞いたことはないけれど、どう思ってるんだろう・・・って常日頃から気になっていました。
SABAMAMAさんは義弟さんと一緒に暮らしていて不自由がないならいいですね。光熱費とか折半できたら助かるし。でもやっぱり何も大きな動きがない限り、出て行くとかってないですよね。普通に一緒に住んじゃってる状態で。しっかり財布の紐閉めて、少しでも早くマイホームが手に入るといいですね!
2014/01/29(Wed) 02:38 | URL  | HIROKO #-[ 編集]
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