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HIROKO

Author:HIROKO
メキシコはプエブラ州の片田舎で3人の子供たちとメキシコ人の旦那やその家族と暮らしています。田舎ならではの暮らしぶりや子供達の成長を綴ります。

登場人物:3人の子供達=長男(12歳)、長女(9歳)、次女(7歳)、旦那=パパ、・・・と、その他大勢

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消えた宿題

「子供たちが」ノートに文字や数字を練習するような、いわゆる宿題、以外に、


「親が」工作したり、「親が」調べたり、「親が」買って来たり・・・


っていう宿題もよくでるメキシコの幼稚園。


宿題には、「親がやること」とは書いてないけれど、


どうやったって3~5歳児には無理な内容の場合、暗黙の了解で、


大人がやるしかない。


先日も、「『実験』とは何か、それが何に役立つのか調べてくること」ってノートを渡され・・・。


あのさぁ。


まだABCもマトモに書けない子に、どういう意図で、こういう宿題出すんだろう・・・


って考えてしまって、つい、怒りを覚えながら宿題するので、


余計、子供も楽しくないだろうなぁって思いながらも、


ノートに、フラスコを両手に持ってるような実験している人の絵を描かせて、


絵だけだと、先生から「説明がない!」ってノートの真ん中にデカデカと書かれるので、


ネットで調べた、スペイン語の『実験とは』の最初の1行くらいだけ写させて、


何に役立つかってことも、なんとか2-3行簡単に書かせて、終わり。


たまに他の人の宿題を見ると、ノートにびっしり、


大人がレポート風に書いたのを持ってくる子もいるんだけど、


そんなことして何の意味があんの?!って思うので、


どんな下手な字でも、子供に書かせる。


でも、書いてる本人も、意味分かってないし、


「E書いてー、その次X書いて―、Xはバツだよー」とか言いながら、


アルファベットを書かせてるだけなので、どっちにしても意味ない。


そんな宿題の2,3日後、今度は、


「針金で輪っかと持ち手を作り、それを毛糸で巻いてくること」っていう宿題。


「大きさは、このくらいです。」と輪っかを先生が手で作って、


何センチとかないの?テキトーやなぁ・・と思いながら、


こういう親がやる系の宿題は、紙に書いて貼り出してあって、


そこに絵もあったので、ほぼ理解でき。


ただ、針金の「Alambre」は知ってたけど、毛糸の「Estambre」が分からず、


・・・ambreが韻踏んでるから、なんか似たモノのような気がして、


余計想像できず、


先生のグルグル、グルグル巻いてるジェスチャーだけが、頭に残り、


なんやねん・・・と思いながら、


イトコ一人、ハコト二人が同じ幼稚園だから、分からなければ、


誰かしらに聞けばいいやと思い家へ。


「『Estambre』ってなにー?」

「ほら、ヒモよ。ヒモなんだけど、あれよ、ほら。あ~私持ってるから、あとで持っていてあげるわー。」


って義姉との会話で、あとで現物を見たら毛糸で、


なんだ毛糸か。毛糸ならうちにもあったわ・・・。


なんて、宿題するにもイチイチ一騒動で面倒くさくてね。


そんな、こんなで、夜にパパに針金巻いてもらって、毛糸を巻きつけて、


出来た輪っかを、朝起きて見た次女が「わー!ママできたの~!」って、


嬉しそうに持ってたとこまでは覚えてるんだけど、


さて出発、というときになって、あれ?宿題は??ないよ?どこいった?


次女も、あれ、どこおいたっけ??って顔で。


時間ギリギリまで探したけど、出て来ず。


「昨晩作ったんですけど、朝子供が遊んでいたら、どこに置きっぱなしにしたかわからなくなってしまって・・・」


なんて、メキシコでよく聞く言い訳みたいで、イヤだーー。


ほんとは作ってないくせにって、絶対先生思うよね・・・


ってことで、何も言わずにそのまま幼稚園へ行かせました(ヒドイ親)。


後で聞いたら2つ持って来てた子がいたから、貸してくれたって。


結局1日たっても出て来ず。どこ行った、あの輪っか・・・


っていう、長い、長い宿題についての愚痴でした。終わり。

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