メキシコの片田舎に暮らして、丸8年・・・
ヤギのお産と私のお産
2011年03月04日 (金) | 編集 |
三つ子が産まれて以来なので、久しぶりのヤギのお産。昨日、ひな祭り生まれのヤギの赤ちゃん(♀)が誕生しました。
yagib2.jpg
今産まれたところ。


昨日は、お母さんヤギがお産に選んだ場所が良かったので、すぐそばで観察することができました。


ヤギのお産が近いことは、ヤギのお乳を見ればわかる、とパパは言います。出産が近づくと、お乳がふくらみ始め、出産当日にはパンパンになるそう。


動きが鈍くなってくると陣痛を感じているサイン。壁際などに寄り添って、じっと動かなくなり、立ったり座ったり、首をウーンと伸ばしてみたり、顔をお腹に近づけたりを繰り返すようになります。


そこから約6時間。そろそろ産まれそうになると、横たわって分娩を待ちます。


人間のお産に比べれば、かなりラクそうに見えるけれど、それでも昨日そばでみていたら、結構痛がっています。


産まれる5分くらい前に近くで見始めたのですが、その間中、ぐぅ~、ぐぅ~、といううなり声。


まずは、前足2本がそろって出て、次に頭、そしてそのままスルッと赤ちゃんヤギが出てきます。


ヘソの緒は、お母さんヤギが立ち上がると自然に切れます。人間のヘソの緒も、勝手に切れるように出来てるのかなぁと考えたり、お産中のヤギを見ていると、同じ母として、どうしても同情して、自分のお産を思い出してしまいます。


私の出産は、三人三様。五年間に、三通りのお産を体験しました。


一人目のリィは、子宮口が全然開かず、お産が進まないので、帝王切開。出産の前年、手術をした時に切った跡と同じ所を切るから大丈夫、と先生に言われ、あんまり深く考えず帝王切開を選んでしまった。

後になって思うと、先生の都合でせかされた感じ。子宮にまでメスが入ることを考えていなかった。看護婦さんの、「本当にいいの?もう少し待ってから決めてもいいのに」という言葉が忘れられない。


二人目のリンの時は、そんな後悔もあって、普通に産んでみたいという思いが強く、VBACを希望。

無痛分娩ではあるけれど普通に出産できた。前回同様、お産はなかなか進まず、あと少し待ってもダメだったら帝王切開で、という最終通告を聞いたすぐ後に、出てきてくれた。


VBAC(=Vaginal Birth After Cesarean):帝王切開後の経膣出産
VBACはだれにでもできるものではなく、母子の健康状態、前回帝王切開の理由、医師や病院の方針によって日本ではできない場合のほうが多く、多くの危険を伴なうものでもある。


二人はアメリカでの出産だったけれど、三人目のリサは、メキシコで産んだ。過去の出産方法は告げたけれど、特に気にされることはなく、無痛分娩の選択肢もなかったので、痛みも100%感じた本当の普通分娩を体験した。

出産した病院は、政府系の病院で普通分娩は無料。出産後1泊することもできたけれど、帰るのが一般的らしく、夜中の3時に病院に着き、朝6時に出産して、昼の12時には病院を出ていた。


今日の朝見たら、寝ている赤ちゃんヤギを守るように、母ヤギが横たわっていた。子供を守る気持ちは、ヤギも人間も同じ。
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コメント
この記事へのコメント
なんか、下っ腹に力が入って読みました。(笑)おうちで、命について本当にバンバン子供に教えることのできる環境があるって、素晴らしいね~。
2011/03/05(Sat) 15:06 | URL  | より太母 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
より太母さん
下っ腹に力、入っちゃった~?より太ちゃんはどんな風に産まれたのかなぁ。
命とかって、教えるとなると難しいけど、こうやって自然に学べる環境はありがたいなと思います。
2011/03/07(Mon) 13:03 | URL  | HIROKO #-[ 編集]
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